東北ツアー
東北ツアーとは??
東北ツアーは高校生が東日本大震災の被災地へ行き、震災や防災について学び、学んだことを自分たちの地域にも活かしていく活動です。
私たちについて
私たち「東北ツアーチーム」は広島大学の学生団体「OPERATIONつながり」の中からできたチームです。
「OPERATIONつながり」は2011年3月11日の東日本大震災の発生により設立された学生団体です。震災発生当初から今日まで6年間もの間に復興支援として宮城県に「つながり隊」という20人程度の小隊の派遣を計14回行ってきました。
「つながり隊」の内容は瓦礫撤去作業や震災遺構の見学、被災した子供たちの学習支援、仮設住宅での交流会開催など多岐にわたります。
そして、このつながり隊をきっかけにメンバーが各自東北を訪れるようになり、多くのことを学んでいます。
「他ではできない東北での経験を次世代を担う高校生にもしてもらいたい」
この想いから、2016年、「高校生東北ツアー」が始まりました。
第1回となる昨年は2人の高校生がツアーに参加していただきました。テレビでしかみたことのなかった景色を五感で感じ取り、現地で起こっている問題に直面した2人。ツアー後、「現地で知った問題に向き合い、日本人の防災意識を高めて行く活動をしていきたい」という声を頂戴しました。
さらに私たちは昨年12月、今年3月にも東北へ行き、東北の震災当時と今について理解を深めてきました。
それらも踏まえた上で、今年も「東北ツアー」を開催します。
企画のねらい
- 「生きた防災」を学ぶ実際に震災を経験した方からお話を伺ったり、実際の避難について考えたりすることで「生きた防災」について学びます。
- 「地域」について考える復興の地域差を比較したり、東北と広島を比較したりしてみましょう。 自分の地域に関心を持ち、自分の地域の特徴や魅力について考えることが未来の町を作ります。
- 「生き方」を考える東日本大震災では多くの人が犠牲になり、生き残った人も辛い経験をしました。それでも前を向いて歩いている人がたくさんいます。東北の人の生き方から命を大切にした”生き方”を学びます。
ツアーの流れ
7月 事前勉強会
ツアーをより充実させるために事前に勉強会を行います。
8月6日〜10日 ツアー本番
1日目 東広島を出発、仙台へ
2日目
⑴ 日和山登頂 (日和山:石巻市内にある小高い丘。震災当時は多くの人が避難した)
⑵ 石巻ニューゼ訪問 (石巻ニューゼ:石巻日日新聞が運営する博物館。震災当時、避難所に掲示した手書きの壁新聞が展示されている)
3日目
⑴ 大川小学校訪問 (大川小学校:津波で全校生徒108名中74名の児童が死亡・行方不明になった)
⑵ 女川町町歩き (女川町:震災後、女川駅前の商店街を中心とした新しいまちづくりが進んでいる)
4日目
⑴ リアスアーク美術館見学 (リアスアーク美術館:震災当時の様子を撮った写真やガレキが展示されている美術館)
⑵ 気仙沼市の高校生との交流
5日目 仙台市内散策、その後仙台を出発、東広島へ
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9月 事後研修
10月 報告会
事後研修・報告会は高校生自身のためでもあり、感じたこと考えたことをまとめ、さらに言語化することで理解を深めるのがねらいです。
募集要項
- 対象:東広島市在住または東広島市内の高等学校に通う高校1年生〜高校3年生
- 日程:8月6日〜10日(このほか、勉強会や打ち合わせを別途行います)
- 募集定員:10名(定員に達した場合、抽選を行います) 最少催行人員 3名
- 参加資格:ツアー本番(8月6日〜8月10日)に参加できて、かつ放課後または休日に開催する勉強会に参加できる方※勉強会の日程は参加者の決定次第、希望に応じて調整予定。※場所は広島大学を予定。
- 費用:5万円(税込) (含まれるもの:交通費、宿泊費、体験費用、保険料 含まれないもの:食事代) (宿泊予定…1日目:門脇ハウス 2日目:追分温泉 3,4日目:民宿 崎野屋)
- 支払方法:郵送にて請求書をお送りします。口座にお振込いただくか直接芸州観光までお持ちください。
- 添乗員同行:あり
- 引率者:広島大学学生3名、芸州観光代表取締役 児玉塁
- 申込方法:以下の申込書及び親権者同意書をダウンロードし、必要事項を記入の上、「有限会社 芸州観光」まで郵送またはFAXにてお送りください。※締め切り:6月30日(金)←延長中 (郵送の場合、消印有効)※添乗員派遣等旅行業にかかる事業は東広島市にある「有限会社 芸州観光」にお願いしています。
- 申込書及び親権者同意書:東北ツアー申込書
- 旅行実施・申し込み:広島県知事登録旅行業第2-419号 全国旅行業協会正会員/有限会社 芸州観光/国内旅行業務取扱管理者 川上豊/〒739-0036 東広島市西条町田口451-9/TEL: 082-425-5888/FAX: 082-425-2105/E-Mail: info@geishukanko.com 【担当】 児玉 塁
おわりに
震災・防災について学ぶだけでなく、現地のおいしい海鮮を食べることもできます!
1人でも大丈夫!
ご質問は次のアドレスまで気軽にお問い合わせください。
operation.tsunagari2011@gmail.com
私たちと一緒に東北に行ってみたいというあなたの参加をお待ちしています!
公開日:
最終更新日:2017/07/03