【東北派遣】活動1日目

22日の朝、仙台空港に到着し、計11人で東北派遣をスタートしました。

1日目は主に福島県で活動を行いました。昼食を福島県楢葉町の「ここなら笑店街」でとり、富岡町にある特定廃棄物埋立情報館「リプルンふくしま」と「東京電力廃炉資料館」を訪れました。

リプルンふくしまでは、放射線物質に汚染された廃棄物を埋立処分する方法を主に学びました。福島第一原子力発電所の事故により大量の放射線物質が放出されてから8年以上たちました。廃棄物の埋立処理は着々と進んでおり、後4年で埋立は完了するみたいです。館内ではプロジェクションマッピングなどの最新設備をフル活用していて、職員さんによる説明のおかげで埋立処分について分かりやすく理解することができました。また、職員さんの紹介により、実際に埋立処理場の案内をさせていただき、さらに理解を深めることがでました。

1年　藤村颯

廃炉資料館では原発事故の経緯や教訓、原子力発電所の今後の在り方等、東京電力視点から原発事故について学ぶことができました。また、東京電力で働く人の当時の様子を映像を通して多くの方が原発事故に毎日向き合っていたことを知りました。
私は今回の派遣で初めて福島県を訪れました。これまでは他の東日本大震災の被災地とは異なる原発事故という要素に、勝手に壁を感じてしまい立ち入れないように感じていました。しかし、今回は自分の新たな知識として原発事故の概要や、現在も行われている汚染物質の処理について得ることができ、知ることの重要性を身にしみて感じました。また、今回は現在福島県で働く人のお話を聞くことはできましたが、実際に福島県に住んでいた方や今も住まわれている方からの視点でのお話を聞いてみたいと強く感じました。また福島県を訪れ今後の復興の様子を見続けて行きたいと思います。

3年　竹谷尚子